ビデオリサーチは8月16日、ロンドン五輪に関するインターネットリサーチの結果を発表した。同調査は、15歳~69歳の男女1121人を対象として8月13日~8月14日に行われたもの。

発表によると、計38個のメダルを獲得した今大会の日本人選手の結果について、約6割の人が「期待を上回った」と回答している。

日本選手の結果に対する感想

大会のMVPを尋ねた質問では、女子サッカー代表チームの「なでしこJAPAN」と体操の内村航平選手を挙げた人が多い。なでしこJAPANと内村航平選手はどちらも大きな期待を受けながら、しっかりと結果を出した点が高評価につながったと見られている。年代別の回答率を見ると、内村航平選手は特に10代から高い支持を受けていることがうかがえる。また、日本の金メダル第1号となった松本薫選手は、事前の注目度は高くなかったものの「MVPだと思う選手」の4位になった。

活躍したと思う選手・チーム(ベスト10)

MVPだと思う選手(ベスト5)

今大会は「ソーシャル五輪」などとも呼ばれ、SNSとの連携が話題になっていたが、今回の調査では、SNSでロンドン五輪の話題に接触した経験がある人は全体の2割だった。話題の接触率は若い年代ほど多く、10代では46.8%となっている。また、SNSで五輪の話題に接触した人のうち、約半数は「話題になっている選手に興味を持った」と回答している。

SNS上でのロンドン五輪に関する話題の接触経験と、接触して感じたこと