部屋全体を撮影できる広い画角が特徴の「カメラ付 お留守番チェッカー 見張っチャオ! HS2CRC2」

マスプロ電工は7月17日、ホームセキュリティ用のネットワークカメラ「カメラ付 お留守番チェッカー 見張っチャオ! HS2CRC2」を発表した。発売は9月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は25,000円前後となっている。

HS2CRC2は、いわゆるネットワークカメラのカテゴリーに含まれる製品だ。検知範囲5mの人感センサーが搭載されており、周囲に何か動きがあると撮影を行い、登録したメールアドレス宛てに送信する。有線LAN(100BASE-TX)のほかIEEE802.11b/gの無線LANにも対応しているため、無線LAN環境のある部屋では、電源のみの配線で使用することが可能だ。

HS2CRC2と一般的なネットワークカメラの大きな違いは、画角の広さだ。多くのネットワークカメラでは画角が60度前後だが、その画角では部屋全体をカバーすることは難しい。そのため、カメラの向きを変える"パン"機能などで対応するケースも多い。

それに対して、HS2CRC2は画角が110度と広いうえ、人感センサーの検知範囲も90度となっている。そのため、部屋のコーナーに設置すれば、カメラを動かさなくても、部屋全体を見渡すことが可能だ。

また、HS2CRC2は内蔵されている照度センサーで、部屋の明るさを検知する。部屋がある程度暗くなると、赤外線センサーによる撮影に切り替わる。赤外線センサーによる撮影時の画角も110度だ。

メイン電源は付属のACアダプターだが、停電時には電池(単3形電池×3本)での動作に切り替わる。なお、停電時にはルーターなどが電源オフとなるため、メールを送ることはできないが、撮影した映像はSDカードに保存される。

その他の主な仕様は、撮像素子が1/4型CMOSセンサーで、画素数が約37万画素、撮影距離が約5mとなっている。消費電力は5W以下。本体サイズはW100×D136×H152mmで、重量は約410gだ。