リンクスインターナショナルは10日、同社が国内正規代理店をつとめるGALAXY製の対応グラフィックスカードをハードウェアでコントロール、空冷から液体窒素を用いた冷却まで対応するオーバークロックツール「GALAXY OC PANEL」を発表した。発売日は7月14日。価格はオープンで、店頭予想価格は14,800円。

「GALAXY OC PANEL」

Vcore設定スイッチなどが並ぶ

本体裏側に基板

パネル形状の本体に、各種オーバークロック用のスイッチ類を備えたGPUオーバークロックツール。特別なソフトウェアをインストールすることなく、ダイレクトに電圧の制御が可能だ。ハードウェアレベルで電圧制御するため、設定した電圧は瞬時にグラフィックスカードに適用されるため、対応グラフィックスカードの性能を限界まで引き出せることが期待できる。

主な機能は、GPUの電圧制御、BIOS切り替え、サーマルシャットダウン。現在アナウンスされている対応グラフィックスカードは、「GF PGTX560TI-SPOC/1GD5 WHITE2」「GF PGTX560TI-SPOC/1GD5 WHITE3」「GF PGTX580-OC/1536D5 MDT4」「GF PGTX680-SOC/2GD5 WHITE」となっている。製品の簡易マニュアルはこちら(リンクはpdfファイル)。

なお本製品は、日本を代表するオーバークロッカー「duck」氏も認める、GALAXY製グラフィックスカード専用のオーバークロックツールだとアピールしている。先日台湾で開催されたCOMPUTEX TAIPEI 2012では、本製品を使ったライブデモが実施されており、その模様はこちらの製品情報サイトで動画が公開されている。