高速ショートカットファイルにアイコンを設定する

このままでも使用可能ですが、今回はアイコンを追加しましょう。ショートカットファイルを右クリックし、メニューにある<プロパティ>をクリックします。プロパティダイアログが現れたら、<アイコンの変更>ボタンをクリックしてください。すると警告を発するダイアログが現れますが、気にせず<OK>ボタンをクリックして先に進みましょう。アイコンの変更ダイアログが現れたら<参照>ボタンをクリックし、「%windir%\System32\imageres.dll」を参照してください。ここから好みのアイコンを選択して、ショートカットファイルのプロパティダイアログを閉じましょう(図06~12)。

図06 ショートカットファイルが完成しました。同ファイルを右クリックし、メニューから<プロパティ>をクリックします

図07 プロパティダイアログが起動したら、<アイコンの変更>ボタンをクリックします

図08 「Shutdown.exe」にアイコン情報がない旨を示すメッセージが現れます。<OK>ボタンをクリックし、閉じてください

図09 アイコンの変更ダイアログが起動したら、<参照>ボタンをクリックします

図10 ファイル選択ダイアログで「%windir%\System32\imageres.dll」を選択し、<開く>ボタンをクリックします

図11 アイコンの変更ダイアログに並ぶアイコンが変更されました。ここから任意のアイコンを選択して<OK>ボタンをクリックします

図12 これでショートカットファイルのアイコンが変更されました。<OK>ボタンをクリックしてください

最後にショートカットファイルをタスクバーにピン留めすれば作業完了です。なお、ピン留め操作ににより、同様のショートカットファイルが「%APPDATA%\Microsoft\Internet Explorer\Quick Launch\User Pinned\TaskBar」フォルダーにコピーされますので、デスクトップ上にあるショートカットファイルは削除しても構いません。続いて再起動を実行するショートカットファイルも作成しましょう。こちらも先ほどと同じ手順で構いませんが、ウィザードで指定するコマンドを「Shutdown.exe /r /t 0」に変更。ショートカットファイル名を「再起動」に変更してください(図13~15)。

図13 ショートカットファイルをタスクバーにドラッグ&ドロップしてピン留めします

図14 図03から図12の手順を参考に再起動を行うショートカットファイルを作成します。テキストボックスには「Shutdown.exe /r /t 0」と入力して<次へ>ボタンをクリックしてください

図15 ショートカットファイル名は「再起動」と、わかりやすいものにしましょう

しかし、このままでは再起動やシャットダウンを実行する際、いちいち従来のデスクトップを呼び出さなければなりません。そこでピン留めしたショートカットファイルを使ってスタート画面にピン留めしましょう。こちらの操作は簡単。[Shift]キーを押しながらタスクバー上のボタンを右クリックしますと、従来のコンテキストメニューが現れますので、同メニューの<スタートにピン留め>を選択してください。これでスタート画面にショートカットファイルのアイコンが加わります(図16~17)。

図16 スタート画面にピン留めするには、タスクバーにピン留めしたアイコンを[Shift]キーを押しながら右クリックしてください。メニューにある<スタートにピン留め>をクリックします

図17 図16の操作を各ショートカットファイルに実行しますと、スタート画面に再起動や電源オフを実行するアイコンが追加されます

阿久津良和(Cactus)