Net Applications - Usage Share Statistics for Internet Technologies.

Net Applicationsから2012年6月のモバイル/タブレットブラウザシェアが発表された。

モバイル/タブレットブラウザのシェアはデスクトップブラウザと比べて、モバイル/タブレットデバイスのシェアに大きく影響される。多くのユーザはモバイル/タブレットデバイス標準のブラウザを利用する傾向があり、iOSのシェアとSafariのシェア、AndroidとAndroid Browserのシェアがほぼ同じことからもそれがわかる。

2012年6月モバイル/タブレットブラウザシェア/円グラフ - Net Applications報告

2012年6月モバイル/タブレットブラウザシェア/棒グラフ - Net Applications報告

2012年6月バージョン別モバイル/タブレットブラウザシェア/円グラフ - Net Applications報告

2012年6月バージョン別モバイル/タブレットブラウザシェア/棒グラフ - Net Applications報告

順位 ブラウザ シェア 推移 備考
1 Safari 65.79% 増加。成長傾向
2 Android Browser 19.17% 微減
3 Opera Mini 10.45% 減少
4 BlackBerry 1.45% 下落傾向
5 Symbian 0.86% 下落傾向
6 Microsoft Internet Explorer 0.67% 微減
順位 バージョン別ブラウザ シェア 推移 備考
1 Safari 5.1 47.95% 上昇傾向
2 Android Browser 4.0 18.89% 微減
3 Safari 5.0 14.88% 減少傾向
4 Opera Mini 4.2 3.90% 微減
5 Safari 4.0 1.67% 減少傾向
6 Opera Mini 4.1 1.51%
7 BlackBerry 1.45%
8 Opera Mini 4.4 1.36%
9 Opera Mini 6.5 1.02%
10 Symbian 0.86%
11 Opera Mini 5.1 0.71%

今月はiOSがシェアを拡大させたこともあり、Safariが力強く成長している。また、Safari以外のすべてのモバイル/タブレットブラウザがシェアを落としている。

各ブラウザのバージョン別においてもSafari 5.1のみがシェアを拡大させており、Safariの下位バージョン、Android、Opera Miniのすべてのバージョン、BlackBerry、Symbianともにシェアを落としている。iPad/iPhoneデバイスが今後も成長した場合、Safari 5.1だけで50%のシェアを持つ可能性がでてきた一方で、Google I/O 2012で発表されたiOS版 Chromeの今後のシェアも注目される。