デルは12日、企業向けデスクトップPC「OptiPlex」シリーズの新製品として、液晶一体型PC1機種、セパレート型3機種の合計4機種を発表した。

ミニタワー、デスクトップ、スモールフォームファクタ、ウルトラスモールフォームファクタなどの複数種類から用途に合わせてシャーシを選択可能。前面あるいは背面にUSB 3.0ポート×4基を標準で配置。

全機種で第3世代Intel Coreプロセッサ搭載モデルを用意。大容量メモリの搭載も可能になるなど生産性を向上。衝撃を吸収する「StrikeZoneテクノロジー」の搭載により、耐久性を高めている。

また、Intel vProで提供されるIntel Active Management Technology(AMT) 8.xをサポート。リモートシステムからのより効率的な管理が行えるという。

「Dell OptiPlex 9010 AIO」

「Dell OptiPlex 9010 AIO」

新設計の筐体を採用し、AC電源部を内蔵するなどすっきりとしたデザインを実現している。

最小構成時の主な仕様は、CPUがIntel Core i3-2120(3.30GHz)でチップセットがIntel Q77 Express。メモリは2GB(2GB×1)でHDDが250GB、光学ドライブはDVD-ROM。グラフィックスはIntel HD Graphics 2000(CPU内蔵)、ディスプレイが23型ワイドLEDフルHD解像度(1,920 x 1,080ドット)を搭載する。OSはWindows 7 Professional(32bit)。

本体サイズは、約W226×D270×H152mm。重量は7.6kg。価格は140,052円から。

「Dell OptiPlex 9010」

「Dell OptiPlex 9010」

Dell OptiPlex 9010」は、セキュリティ性能、管理性能を重視したフラッグシップモデル。BTOにて大容量のストレージ、大容量メモリ、専用グラフィックスカードなどの様々なオプションが用意されている。

最小構成時の主な仕様は、CPUがIntel Core i5-3550S(3.70GHz)でチップセットがIntel Q77 Express。メモリは4GB(4GB×1)でHDDが500GB、光学ドライブはDVD-ROM。グラフィックスはIntel HD Graphics 2500(CPU内蔵)を搭載する。OSはWindows 7 Professional(32bit)。これらのスペックはBTOに対応しており、自由にカスタマイズすることができる。

本体サイズは、約W69×D164×H142mm。重量は9.4kg(ミニタワーの場合)。価格は119,682円から。

9010の基本機能をベースとし、長期サポートを提供するOEM専売モデル「Dell OptiPlex 9010XL」も用意する。

「Dell OptiPlex 7010」

「Dell OptiPlex 7010」

「Dell OptiPlex 7010」は、性能、セキュリティ性、管理性のバランスをとったメインストリームモデル。

最小構成時の主な仕様は、CPUがIntel Core i5-3550S(3.00GHz)でチップセットがIntel Q77 Express。メモリは4GB(4GB×1)でHDDが500GB、光学ドライブはDVD-ROM。グラフィックスはIntel HD Graphics 2500(CPU内蔵)を搭載する。OSはWindows 7 Professional(32bit)。

本体サイズは、約W69×D164×H142mm。重量は9.4kg(ミニタワーの場合)。価格は112,174円から。

「Dell OptiPlex 3010」

「Dell OptiPlex 3010」

「Dell OptiPlex 3010」は、大規模環境での利用を想定したエントリーモデル。

最小構成時の主な仕様は、CPUがIntel Core i5-3450(3.10GHz)でチップセットがIntel Q77 Express。メモリは2GB(2GB×1)でHDDが250GB、光学ドライブはDVD-ROM。グラフィックスはIntel HD Graphics 2500(CPU内蔵)を搭載する。OSはWindows 7 Professional(32bit)。

本体サイズは、約W69×D164×H142mm。重量は8.87kg(ミニタワーの場合)。価格は103,932円から。