「HA-S500」

JVCケンウッドは6月5日、ダイナミック型ヘッドホン「HA-S500」および「HA-S400」を発表した。いずれも7月上旬発売で、価格はオープン。推定市場価格はHA-S500が4,000円前後、HA-S400が3,000円前後となっている。

新製品はいずれも、軽量で高剛性を誇る"カーボンナノチューブ振動板"を搭載した新開発の大口径ドライバーユニットを採用。応答性に優れ、クリアでキレのある高音質再生を可能にしている。ドライバーユニットのサイズは、HA-S500が40mm径、HA-S400が30mm径となっており、大迫力のサウンドを実現。

HA-S500はイヤーパッドとヘッドパッド部に低反発素材が採用されており、高い遮音性と快適な装着感を両立している。HA-S400も、ソフトヘッドパッドの採用で快適な装着感を実現。なお、両モデルともイヤーパッド部をヘッドパッド内に折りたたんだり、90度回転させることでフラットな状態にしたりすることが可能な"3Way折りたたみ式"を採用しており、持ち運ぶ際にかさばらない。

主な仕様は次の通り。HA-S500は、出力音圧レベルが106dB/1mWで、再生周波数帯域が8Hz~25kHz、インピーダンスが32Ω。HA-S400は、出力音圧レベルが104dB/1mWで、再生周波数帯域が10Hz~24kHz、インピーダンスが36Ω。最大許容入力は、両モデルとも1000mW(IEC)だ。

コード長はいずれも1.2mで、プラグは24金メッキのL型ステレオミニ(3.5mm)。重量はHA-S500が約168g、HA-S400が約145gとなっている。