リンコムは5月29日、約1万人のユーザーを抱える電子情報技術産業協会(以下、JEITA)による同社のグループウェア「リンコム ネクスト」の導入事例を同社のWebサイトで公開した。

「リンコム ネクスト」は、大規模環境に適したグループウェアで、これまで1,000社以上の導入実績を有する。ユーザー数に依存しないサーバーライセンス制を採用しているため、「リンコム ネクスト」が大規模環境や社外ユーザーを含めた情報共有(企業間ウェア)に適しているという。

企業間ウェアとは、同社が提唱しているグループウェアを利用した取引先との新しい情報共有の仕組み。これまで取引先とのやり取りで使われてきたメールや電話の代わりに、グループウェアをベースとした企業間ウェアを活用することで、セキュアな情報共有や業務の可視化が実現される。

今回、JEITAは所属委員会数が約450、参加委員数が約1万名という大規模な環境の下、委員会の活動や社外との情報共有を行うシステムとして、 「リンコム ネクスト」を利用して企業間ウェアを構築した。具体的には、グループウェアの主要機能である掲示板やファイルライブラリに加え、会員の情報管理を効率化するために「名簿管理システム」や「お知らせメール配信機能」などの独自アプリケーションも開発。

お知らせメール配信アプリケーションの画面

委員会専用ポータルのイメージ画面

「リンコム ネクスト」が採用されたポイントとしては、「企業間で利用している導入実績があったこと」「委員会内の情報共有に必要な機能を標準装備していること」「約10,000名のアカウントを管理するうえで、ライセンス体系がユーザー無制限だったこと」「カスタマイズによってシステム拡張が柔軟に行えること」がある。