韓国で発売されている、LTE対応のAndroidスマートフォン「Optimus Vu: (オプティマス ビュー)」は、5インチのマルチワイドIPS液晶を搭載したモデルだ。同梱されるタッチペンで手書き入力できる点が大きな魅力になっている。いまのところ日本での発売予定はないが、韓国で触れる機会を得たので、本稿では使用感などを簡単に報告したい。

5インチのマルチワイドIPS液晶ディスプレイを搭載する「Optimus Vu:」

Optimus Vu:の特徴は、5インチ(1024×768ドット)ディスプレイを採用している点。他メーカーからも5インチディスプレイを搭載するスマートフォンが既に発売されているが、Optimus Vu:は画面のアスペクト比が4:3になっており、個性的と言える。この比率はPCモニターの画面比率に近く、一度に閲覧できる情報量が多いのでブラウザ閲覧の際などに非常に見やすい印象を受けた。

画面のアスペクト比は個性的な4:3という比率を採用している。本体サイズは約140×90×8.5mm。文庫本と比べてほんのすこし小さい、ちょうど手に馴染む大きさだ

別売りで専用のカバーが用意されている(写真左)

アイコンが横に5つ並んでも余裕が感じられるほど、横幅が広い

側面には音量ボタンが(写真左)、端末上端にはmicro USB端子、3.5mmイヤホンジャック、地上波DMB(日本のワンセグに相当するもの)用のアンテナなどがある

加えて、同梱されるRubberdium penという専用タッチペンで手軽にメモ書きができる点も特徴だ。端末上端に手書きモードの起動ボタンがあり、これを押せば通話中やインターネット閲覧中、アプリ起動中など、いついかなるときでも画面キャプチャおよび手書き入力が利用できるようになる。