パナソニックは10日、パーソナルファクス「KX-PD551」シリーズの2製品「KX-PD551D」「KX-PD551DL」と、デジタルコードレスホン「VE-GD71」シリーズの2製品「VE-GD71DL」「VE-GD71DW」、「VE-GD31」シリーズの2製品「VE-GD31DL」「VE-GD31DW」を発表した。発売は5月17日。いずれも価格はオープンで、推定市場価格はKX-PD551Dが19,000円前後、KX-PD551DLが26,000円前後、VE-GD71DLが15,000円前後、VE-GD71DWが25,000円前後、VE-GD31DLが10,000円前後、VE-GD31DWが20,000円前後となっている。

DECT方式のパーソナルファクス。写真は子機が1台付属する「KX-PD551DL」

DECT方式のデジタルコードレスホン。写真は「VE-GD71DL」

新製品は、いずれもDECT方式の無線を採用したモデル。DECT方式は、1.9GHz帯の電波を使用する規格で、無線LANなどで多く使用される2.4GHz帯の電波と干渉を起こさないという特徴がある。

新モデルでは、窓センサー「KX-FSD10」「KX-FSD10W」との連携が可能となり、窓の状態を液晶画面で確認できるようになった。さらに、外出時に窓が開くと、あらかじめ登録しておいた電話番号に通知を行うことも可能。DECT方式を採用したワイヤレスモニター付テレビドアホンと無線接続できるワイヤレスアダプターも内蔵しており、本製品で来客時の応対を行うこともできる。

パーソナルファクス「KX-PD551」シリーズは、従来は有線で接続されていた親機側の受話器がワイヤレス化された製品。受話器は、通常の子機と同等の機能を持っている。KX-PD551Dが親機(受話子機)1台のセットで、KX-PD551DLが親機(受話子機)1台に子機を1台プラスしたセット。

デジタルコードレスホン「VE-GD71」シリーズおよび「VE-GD31」シリーズは、親機にチルト式のホワイト液晶を搭載したモデル。型番に「DL」が付くモデルは子機1台付きで、型番に「DW」が付くモデルは子機2台付きだ。「VE-GD71」シリーズの液晶サイズは、親機が約3.8型で、子機が約2.1型。子機でも4行表示が可能で、漢字表示にも対応する。VE-GD31の液晶サイズは、親機が約2.8型で、子機Ga約1.8型。VE-GD71とは異なり、カナ表示のみとなる。

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