6コアFXに高速モデルが追加

AMDからは、6コアCPUの最上位モデルとして、「FX-6200」が新登場。従来のFX-6100に比べると、動作クロックが3.3GHz→3.8GHz(定格)、3.9GHz→4.1GHz(ターボ時)へと大幅に向上しているが、その反面、TDPが95W→125Wへと増大している。ただ、価格は16,000円前後と、8コアのFX-8120(3.1/4.0GHz)と同等となっており、ちょっと微妙なところ。

6コアCPUの新モデル「FX-6200」。パッケージは従来と同じだ

OPNは「FD6200FRW6KGU」となっていた

32スレッドマシンのデモ

PC DIY SHOP FreeTにて、Intelの新CPU「Xeon E5-2650L」を2個搭載したデモ機の展示が始まった。E5-2650Lは、70Wという低いTDPが特徴のサーバー向けCPU。このデモ機はオンボードグラフィックスということもあるが、消費電力は高負荷時でも実測170W程度しかなかったという。CPU単体での価格は95,800円。

Xeon E5-2650Lの2wayマシン。PC DIY SHOP FreeTでは販売も

画面上で、8コア×2スレッド(HT)×2CPU=32スレッドが確認できる

デモ機の構成は、CPUがE5-2650L×2個、マザーボードがS2600CP4(Intel)、メモリーがDDR3-1600 64GB KIT(センチュリーマイクロ)、SSDが「PX-128M3P 128GB」(プレクスター)、OSがWindows 7 Professional 64bitなど。システムとしての販売も行っており、参考価格は49万8,000円となっている。