テキストエディター「Notepad++」の最新バージョン「Notepad++6.0」が公開された。「Notepad++」のオフィシャルサイトからダウンロードできる。

Notepad++は、プログラミングのソースコードからテキストの入力まで幅広く対応するテキストエディター。今回公開された「Notepad++6.0」では、入力したテキストの全体像を把握する「Document Map」が搭載されており、[表示]メニューから[Document Map]を選択するとサイドに表示される。

Document Mapは、入力したテキストや文章などが縮小したマップのように表示。現在表示されている領域には、薄い色がかけてあり、これを上下にスクロールすることでテキスト入力する領域も連動して上下する。大量の文章やソースコードなど、テキストの並びでおおよその位置へと視覚的に移動することができる。そのほか、PCRE(Perl Compatible Regular Expressions)への対応、大きなファイルを読み込む際のパフォーマンスの向上などが図られている。

起動画面。サイドに表示されているのがDocument Map(公式サイトより)