日本レジストリサービス(JPRS)は3月5日、同社が協賛した中学・高校生によるWeb教材開発コンテスト「第14回 ThinkQuest JAPAN」において、芝浦工業大学中学校チームの「おかねのはなし」にベストドメインネーミング賞(JPRS特別賞)を授与したことを発表した。あわせて同社では、JPドメイン名の登録を希望した207チームの作品に、411の汎用JPドメイン名(英数字と日本語)を提供した。

ThinkQuest JAPANは、1998年からはじまった中学・高校生が対象のWeb教材開発コンテスト。同社では作品をアピールする上で最も効果的で適切なドメイン名を選択した作品に対する「ベストドメインネーミング賞(JPRS特別賞)」の授与と、応募作品へのJPドメイン名の提供を行っている。

ThinkQuest JAPANのWebサイトイメージ

今回の第14回でベストドメインネーミング賞を受賞した「おかねのはなし」は、通貨の製造方法や偽造防止技術など、お金に関するさまざまな事柄を学べる作品。ドメイン名は「moneystory.jp」および「おかねのはなし.jp」となっている。ドメイン名が作品の内容を表しており、簡潔で覚えやすく、印象に残りやすいことなどが評価のポイントになったという。

ベストドメインネーミング賞に選ばれた芝浦工業大学中学校チームには副賞として電子辞書が贈呈されたほか、ファイナリストに選定された17チームにはドメイン名・DNSの仕組みを漫画で解説した小冊子が配布された。

同社によると、2001年にThinkQuest JAPANへの協賛をはじめて以来、提供した汎用JPドメイン名の数は、773チームへの1541ドメイン名になったという。