ユビキタス、無線LAN機能搭載電源タップ「iRemoTap」の製品化を発表

ユビキタスは2月27日、同社が「電力見える化ソリューション」の一環として開発してきた「iRemoTap(アイリモタップ)」を製品化し、本格的にサービスとして展開することを決定したことを発表した。

また、それに併せてサンワサプライとiRemoTapの販売における協業を開始、同製品の販売をサンワサプライが2012年5月より開始する予定であることが発表された。

iRemoTapは、ユビキタスが2011年4月に開発していることを公表した同社の「電力の見える化ソリューション」における機器側の電力を測定することが可能な電源タップで、WPSに対応した無線LAN機能を搭載することでインターネット経由で、タップ上のそれぞれのコンセントに接続された機器の消費電力量を閲覧したり、電源のオン/オフなどを行おうというもの。

ユビキタスでは、同製品と連携して「電力見える化クラウドサービス(仮称)」の提供を予定しており、同サービスを活用することで、スマートフォンやタブレット、PCなどで、宅内のLANや、クラウド経由で外出先からでも電源のオフが行える遠隔操作が可能となったり、各機器の電力消費状況を手軽に確認することができるようになったりするという。

なお、iRemoTapの概要は以下のとおり。