日常生活でノートパソコンを持ち歩くうえで重要なポイントになるのは、本体の堅牢性だ。とくに通勤ラッシュ時の電車に乗る機会が多い場合は、本体の耐加圧性能や耐衝撃性が気になるはず。本機は独自のハニカムリブ構造を採用して応力を分散しており、100kgf面加圧、76cm落下テストなどをクリアしているため、身動きがとれない満員電車のような過酷な状況でも、比較的安心して持ち運ぶことができる。
出先で使用するとなると、ディスプレイの見やすさも大切だ。本機は13.3型ワイド液晶を搭載しており、画面解像度は1,366×768ドット。画面表示は細かすぎず、粗すぎずといった感じでバランスは悪くない。また高輝度LEDバックライトとノングレア(非光沢)パネルを採用しているため、日中の屋外や照明の多いオフィスなどの明るい環境で作業をしていても比較的画面が見やすい。
ちなみにディスプレイの上部には約130万画素のWebカメラも内蔵されており、Skypeなどのビデオ通話に使用できる。本体には無線LANのほかにWiMAX通信モジュールも内蔵しているので、電波の届く場所であれば屋外でも同僚や知人とコミュニケーションをとることができる。
ディスプレイ上部には有効画素数約130万画素のWebカメラが内蔵されており、Skypeなどで使用できる |
本体にはWiMAX通信モジュールも内蔵されている。接続までの待ち時間が短いため、電波が届く場所なら出先でも自宅のブロードバンドと同じ感覚でWebを利用できる |
キーボード面の使い勝手もよく考えられており、本体にはecoボタンや指紋センサーが標準で搭載されている。またキーボードのスペースキーとタッチパッドの間に、タッチパッドを無効にするためのボタンが用意されているのもポイントだ。外付けマウス使用時などにうっかり手のひらでタッチパッドに触れて、意図しない場所にカーソルが飛んでしまうのを防ぐことができる。
キーボード右上にはecoボタンが配置されている。ecoボタンを押すとecoモードに移行し、電力消費を低減することが可能。付属ユーティリティの「TOSHIBA ecoユーティリティ」を使うと消費電力の推移をリアルタイムで確認することもできる |
このほかインターフェイスも充実しており、映像出力はHDMIとRGBの2系統を装備。またUSB 2.0を2基(うち1基はeSATA兼用)のほか、USB 3.0、1000BASE-T対応のLAN端子、SDカードスロット、ExpressCardスロットを各1基ずつ備えている。
本体右側面には、SDカードスロット、DVDスーパーマルチドライブ、ExpressCardスロット、ヘッドホン出力、マイク入力、USB 3.0、LANコネクタなどが搭載されている |
本体左側面には、RGB、eSATA/USB 2.0兼用コネクタ、USB 2.0、HDMI出力端子などが装備されている |
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