SandyBrige-Eをベースに、高性能グラフィックスを搭載したハイエンドなマシンという印象が強い「ALIENWARE Aurora」だが、実際に触ってみるとただ単に最新パーツを選択しただけのPCではない野心的なPCとも受け取れる。
一見、光の演出や派手さが目立つケースも、細部や内部レイアウトを見れば、メンテナンス性や排気が良く考えられていることが分かるし、拡張性もある。完成度や安定度の高さを考えれば、"ゲーミングPC"というジャンルを超えた存在であり、普段使いでも十分活躍してくれる要素を多く持っている。
最新ゲームでも余裕を持って動かせるだけのハイパフォーマンスと、楽しいギミック、高いメンテナンス性や拡張性を持つケースデザインの組み合わせは、長期間使い続けても楽しませてくれるに違いない。
今回テストした評価機の構成の場合、デルのWebサイトからの直販価格は約25万円となる。この価格を高いとみるか低いとみるかは人それぞれだが、少なくともスペック以上の付加価値を十分の備えたまさにハイエンドクラスのPCであることは確かだ。ゲーマーはもちろん、スペック重視派のユーザーにオススメしたい逸品といえる。
ALIENWARE Aurora | |
Intel Core i7-3930K オーバークロック(ターボ・ブースト時3.90GHzまで) | |
Intel X79 Express | |
8GB | |
500GB(SSD Hybrid HDD) | |
DVDスーパーマルチドライブ | |
NVIDIA GeForce GTX580 | |
ギガビット対応有線LAN | |
USB 3.0×2、USB 2.0×6、ヘッドホン/スピーカー出力、マイク入力×2、ライン入力×1、センタースピーカー×1、前面 左/右スピーカ×1、背面 左/右スピーカ×1、側面 左/右スピーカ×1、SPDIFデジタル出力(TOSLINK)×1、SPDIFデジタル出力(Coax)×1 | |
約W250×D645×H426mm/約20.41kg | |
Windows 7 Professional SP1(64bit版) | |
251,770円(上記構成の場合、1月31日現在) |