ぷらっとホームは、小・中・高校においてインターネットへのアクセス速度を改善するProxyアプライアンス「EasyBlocks教育機関向けProxyモデル」の販売を開始した。価格はオープンだが、市場想定価格は15万円程度。

EasyBlocks教育機関向けProxyモデルは、数十台のPCからのインターネットアクセスが集中して速度の低下する教育現場やPC教室などで、Webサイトのキャッシュ効果によりレスポンスを改善する手のひらサイズのアプライアンス。

「EasyBlocks教育機関向けProxyモデル」

本製品は、機能や運用形態など、教育委員会や関連SIerのニーズを徹底的にヒアリングしたうえで製品開発が行われ、電源プラグ差し込みで起動、電源プラグを抜けばシャットダウンし、プラグ抜けが起きても、電源を挿し直せば、停止前と同じように動作を始めることができる。

設定はすべて小型USBメモリに格納し、トラブル時にも、使用していたUSBメモリを代替機に挿し替えるだけで設定移行が可能。USBメモリをPCに挿し込めば、PC単独で設定の編集を行うこともできる。

そのほか、標準添付のユーザー専用サポートデスクで、ソフトウェアサポートや導入支援の問い合わせに対応するほか、先出センドバック修理なども利用可能。

適用可能規模は100端末程度で、スループットは最大約30Mbps。キャッシュ領域は0~384MB(メインメモリと排他)、ログ領域は0~128MB(メインメモリと排他)。インタフェースは1000Base-T×2、USB 2.0×3。外形寸法はW81×D133×H31.8mm、重量は約265g。