懐かしのBASICが使える超小型PC

ミニPC好きにオススメの製品がピノーから発売予定。「Sizka Super-MicroDX」は、7.4×6.4×3.5cmという手のひらサイズのボディに、PCとしての機能を詰め込んだ製品だ。CPUは、486DX相当という「Vortex86DX」(800MHz)を搭載。CPU内部のフラッシュ領域には「FreeDOS」がインストールされており、BASICやCコンパイラなどが利用できる。

写真だと大きさが掴みにくいが、上面のCFスロットを見れば小ささが分かる

背面には、VGA出力、LAN、USB×2ポートが用意されている

CPUが非力なため、多少動作が遅くなるかもしれないが、Windows XP(別売)やLinuxも利用可能だという。メモリはDDR2-333/512MBをオンボードで搭載し、グラフィックス、LAN、USB、CFスロットなどの機能も備えた。電源にはACアダプタが付属する。TWO TOP秋葉原本店での価格は42,200円。

もう少し大きめのベアボーンPCとして、「Sizka Folium」も発売される。こちらはAtom D2700(2.13GHz)を搭載しており、Windows 7にも対応する。メモリは、DDR3-1066のSO-DIMMスロットを用意。ストレージには、2.5インチのHDD/SSDを格納可能だ。同ショップでの価格は54,800円。ちなみに製品名の"Folium"とは、ラテン語で"葉"を意味するとのこと。

ファンレスのベアボーンPC。右側にせり出した部分にストレージが入る

グラフィックス出力は、DisplayPort、DVI、VGAの3端子を用意した