Akai Professionalは、同社MPCシリーズの最新製品「MPC Renaissance」および「MPC STUDIO」を発表した。

「MPC Renaissance」(右)と「MPC STUDIO」(左)は、PCベースとしながら、同社伝統のMPCスタイルとワークフローを再現したミュージックプロダクションコントローラーだ

「MPC Renaissance」は、視認性に優れた可動式の大型ディスプレイをはじめ、16個のノブと16個のパッドなどを備えたプロ仕様のフィジカルコントローラー兼USB2.0オーディオ/MIDIインターフェース。同社のMPC3000/MPC60の音質を再現する「Vintage Mode」も装備している。一方、「MPC STUDIO」は、持ち運びにも便利なスリムサイズのボディーに16個のパッドや各種トランスポートボタンなどを搭載したフィジカルコントローラーとなっている。USBバスパワーによる駆動にも対応。

両製品ともに、6GBにおよぶサウンドライブラリ(MPC3000)が付属し、64シーケンストラックをサポートする「MPC Software」(Win/Mac対応)とのシームレスな連携により、同シリーズならではの直感的な音楽制作を実現。Youtubeにて、各製品の紹介動画を視聴することができる。

「MPC Software」では、スタンドアロンモードでの動作に加えて、VST/AU/RTASプラグインとしても動作が行える。WAV, MP3, AIFF, REX , SNDファイルをサポートする