Net Applications - Usage Share Statistics for Internet Technologies.

Net Applicationsから2011年12月におけるデスクトップOSシェアが発表された。2011年12月は、11月に引き続きLinuxが成長を見せた。下落傾向にあるWindowsのシェアにはほぼ変動がなく、Mac OS Xはシェアを減らしている。一方で、Windows XPとWindows 7のシェア合計は83%を超えており、この2つのOSが支配的なポジションにあることがわかる。

2011年12月デスクトップOSシェア/円グラフ - Net Applications報告

2011年12月デスクトップOSバージョン別シェア/円グラフ - Net Applications報告

2011年12月デスクトップOSシェア/棒グラフ - Net Applications報告

2011年12月デスクトップOSバージョン別シェア/棒グラフ - Net Applications報告

順位 OS シェア 推移 備考
1 Windows 92.23% =
2 Mac 6.36%
3 Linux 1.41% 増加。成長傾向
順位 バージョン別OS シェア 推移 備考
1 Windows XP 46.52% 減少傾向
2 Windows 7 36.99% = 成長傾向
3 Windows Vista 8.44% 減少傾向
4 Mac OS X 10.6 3.05% 減少傾向
5 Mac OS X 10.7 2.02% 増加傾向
6 Linux 1.41% 増加。成長傾向
7 Mac OS X 10.5 1.00%
8 Mac OS X 10.4 0.25%

Windowsのバージョン別推移を見ると、Windows XPとWindows Vistaがシェアを減らし、Windows 7はほぼ同等のシェアを維持している。Windows XPはシェアの減少割合が大きくなってきているが、それでも依然として46%を超えるシェアを確保しており、強い影響力を持っていることがわかる。

Linuxは12月も継続してシェアを伸ばした。これまでほぼ1%で推移してきたLinuxだが、11月から成長の傾向が強くなっている。Mac OS Xでは、他のバージョンからMac OS X Lionへの移行が進んでいる様子が見える。ただし、バージョン別では依然としてMac OS X Snow Leopard(Mac OS X 10.6)のシェアが最も多い状況にある。