グーグルは15日、同社が提供する日本語入力ソフトウェア「Google 日本語入力」にAndroid版を追加し、ベータ版として提供を開始した。バージョン2.1以上のAndroid端末で利用可能。Androidマーケットから無料でダウンロードできる。

Google 日本語入力は、同社が提供する日本語入力ソフトで、2009年12月にデスクトップ(PC)向けにWindows版とMac版の提供を開始。2010年5月にはオープンソース版がリリースされている。

Android版Google 日本語入力の利用イメージ。フリック入力(左)とQWERTY入力

今回提供を開始したAndroid版は、フリック入力やQWERTY入力などAndroid端末に適した入力方法を採用。加えて、モバイルで日本語を入力するときによく使われそうな語彙を中心に辞書の構築を行った。これにより、メールを書く、地図を検索する、SNSに書き込むといったモバイルならではの利用シーンで、「デスクトップ版譲りの強力な日本語入力が可能」(同社)が利用できるという。

顔文字入力(左)と語彙の一例

なお、タブレット端末とハードウェアキーボード搭載機種での利用はサポート対象外となる。

(提供:AndroWire編集部)