アクシスコミュニケーションズは、5メガピクセルセンサーを搭載し、耐衝撃構造を採用した固定ドームネットワークカメラ「AXIS P3367-V/P3367-VE」の2機種、およびH.264対応ビデオエンコーダのエントリーモデル「AXIS M7010/M7014」の2機種、同スタンダードモデル「AXIS P7210/P7214/P7224」の3機種、計7機種を発表した。

屋内向けのAXIS P3367-Vおよび屋外向けのAXIS P3367-VEは、5メガピクセルのイメージセンサーを搭載し、HDTV 1080p、最大2,592×1,944ピクセルという高解像度の映像を配信する。また、H.264とMotion JPEGの複数ストリーミング、Power over Ethernet (PoE)、デジタルPTZ、マルチビューストリーミング、動体検知や音声検知などの機能を備えている。

耐衝撃性能は、AXIS P3367-VEでは、IP66/NEMA規格4X対応の防塵・防水性能を備えている。

「AXIS P3367-V」

「AXIS P3367-VE」

AXIS M7010/M7014は、ビデオエンコーダのエントリーモデルで、AXIS M7010は最大16チャンネル、AXIS M7014は最大4チャンネルのアナログカメラ入力に対応。両機種とも、1画面に4つの映像を同時に表示するよう配信可能。

「AXIS M7010」

「AXIS M7014」

また、D1 (720×480ピクセル)の解像度を毎秒15フレームで送信することに加え、H.264とMotion JPEGによる複数ストリーミング、PoE、動体検知などの機能を備えている。

AXIS P7210/P7214/P7224は、ビデオエンコーダのスタンダードモデルで、AXIS P7210は最大16チャンネル、AXIS P7214は最大4チャンネルのアナログカメラ入力に対応している。AXIS P7224は、サーバラック用ブレード型のビデオエンコーダで、最大4チャンネルの入力に対応している。

AXIS P7210」

「AXIS P7214」

いずれもD1 (720×480ピクセル)の解像度で毎秒30フレームというフレームレートで映像を配信する。また1画面に4つの映像を同時に表示するよう配信できるほか、H.264とMotion JPEGによる複数ストリーミング、音声サポート、動体検知、アラーム入出力、PoEなどの機能を備えている。

各機種の価格及び出荷開始時期は、下記の通り。

製品名 価格(税別) 出荷開始
AXIS P3367-V 171,000円 2011年12月中旬
AXIS P3367-VE 196,000円 2011年12月中旬
AXIS M7010 280,000円 2011年12月下旬
AXIS M7014 70,000円 2011年12月中旬
AXIS P7210 350,000円 2011年12月下旬
AXIS P7214 98,000円 2011年12月中旬
AXIS P7224 98,000円 2012年1月下旬