スマートフォンのカメラで風景写真を撮ったら被写体が明るすぎて(あるいは暗すぎて)うまく撮れなかった、という経験をしたことはないだろうか。そんなときにオススメなAndroidアプリケーションが「HDR Camera」だ。
明暗のコントラストが強い被写体を撮るのは、実は非常に難しいこと。カメラの特性上、白トビや黒ツブレが不可避なときもある。今回紹介するHDR Cameraは、露出オーバー、適正、露出アンダーの3枚の写真を連続撮影し合成することで白トビや黒ツブレを回避する写真技法の一種、HDR(ハイダイナミックレンジ合成)撮影を可能にするアプリケーションだ。
使い方はごく簡単で、アプリを立ち上げて画面をタップするだけ。するとシャッター音が3回鳴り、即座にHDR合成写真が作成される。撮影の完了まで約2秒かかるので、撮影中は手ブレしないように気を付けよう。
端末に標準搭載されるカメラアプリで撮影すると、空は白トビし、並木は黒くツブれてしまう。こんな場所でもHDR Cameraを利用することで、雲や川面の表情まではっきりと表現することが可能だ。
なおHDR Cameraは、「HDR設定」メニューから、鮮明度やコントラストなどを調整することもできる。デフォルトの設定で満足いく写真が撮影できなかったら、設定を変更してみるとよいだろう。
■ HDR Camera | |||
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価格 | 無料 | 対応OS | Android 2.2 以上 |
カテゴリ | 写真 | 販売 | Almalence |
(提供:AndroWire編集部)