ゼンハイザージャパンは、カナル型のダイナミックイヤーモニター(イヤホン)「IE80」「IE60」を発表した。発売は12月16日を予定しており、価格はオープン。推定市場価格は、IE80が36,000円前後、IE60が18,000円前後となっている。
IE80はIE8、IE60はIE6、それぞれの後継となる製品で、同社のイヤホンのフラッグシップモデルに位置付けられる。
IE80のハウジングトップには、アルミプレートが装備されている。IE8と同様に、音質調整機能を搭載しており、ハウジングに設けられている調整つまみをドライバーなどで回すことで、低域の量を変化させることが可能だ。周波数特性は10Hz~20kHz、インピーダンスは16Ωで、音圧レベルは125dBとなっている。コードは着脱可能なY型で、長さは1.2mだ。
製品には標準タイプ(S/M/L)、ラメラタイプ(S/M/L)、ウレタンタイプ(S/L)、モールドタイプ(S/L)の取り換え用イヤーアダプターのほか、キャリングケース、イヤーフック、ケーブルクリップなどが付属する。
IE60の主な仕様は、周波数特性が10Hz~18kHz、インピーダンスが16Ωで、音圧レベルが115dBとなっている。コードはY型で、長さは1.2mだ。製品には、標準タイプ(S/M/L)、ラメラタイプ(S/M/L)のイヤーアダプター、キャリングケース、イヤーフックアドが付属する。
同社では、両モデルとも全体的なスタイルはIE8/IE6を踏襲しているが、マイナーチェンジモデルではなく、内部的には完全に新設計だとしている。