Google Currents |
米Googleは12月8日(現地時間)、Webコンテンツリーダーアプリの「Google Currents」の提供を開始した。iOS版とAndroid版の2種類が用意されており、どちらもスマートフォンとタブレットの2種類のデバイスに対応する。ただし現在の提供地域は米国のみであり、同国のアカウント以外ではダウンロード不可となっている。
Google Currentsは、BlogやWebニュースなどのコンテンツを読み込み、電子マガジンライクに読むことを可能にするアプリベースのWebコンテンツリーダー。機能的にはFlipboardに似ており、Googleによる同製品への対抗策ともいえるものだ。提供地域が米国のみという事情もあるが、CNET、All Things D、Forbes、Saveur、PBS、Huffington Post、Fast Companyといった米国系のニュースサイトをGoogle Currentsを通して閲覧できるほか、RSSフィードや写真フィード、Google+のストリーム、Google Readerで購読済みのサブスクリプションを読み込ませ、Currents上で閲覧することが可能だ。
コンテンツパブリッシャーがCurrents向けに手持ちのコンテンツを最適化し、モバイルデバイスを持つユーザーに向けての情報発信を可能にする「Producer」というサービスも用意されており(Chromeブラウザでのアクセスが必要)、さらに同サービスを使ってコンテンツの利用動向分析も可能。特に、Producerのツールは中小メディアや個人で情報を発信しているようなユーザーには役立つツールとなる可能性がある。
(提供:AndroWire編集部)