バッファローは30日、タイで発生した洪水被害の影響により、HDD部材の供給量の減少と価格の急騰から、ネットワーク対応HDD(NAS)の新ラインナップと新価格を発表した。新ラインナップの製品は12月中旬より出荷される。

「LS-WSX2.0L/R1J(サファイアブラック)」

「LS-WSX2.0L/R1WHJ」(プレミアムパールホワイト)

タイで発生した洪水被害の影響はいまだ大きく、HDD部材の供給量は減少。しかしテレビ録画などの用途で需要は今も高まっており、世界的にHDD関連商品の価格は急騰している。こうした状況でも安定して製品供給を行うために、ラインナップと価格を見直したという。

今回発表されたのはNAS製品「LS-WSX2.0L/R1J」と「LS-WSX2.0L/R1WHJ」の2モデル。両製品ともに、旧製品価格(税別)34,900円から45,500円へと変更になる。出荷は12月中旬の予定。旧製品との仕様の違いはなく、型番の末尾に「J」が追加された。

製品の概要については、別記事「バッファロー、2.5インチHDDを採用した小型NASに2TBモデルを追加」を参照いただきたい。

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