バッファローは16日、スマートフォンやタブレット向けのNAS「LinkStation Cloud Edition」の新製品4モデルを発表した。RAID対応の「CS-WW/R1」シリーズを2モデル、エントリークラスの「CS-X」シリーズを2モデル用意。発売は11月下旬より。価格(税別)は、23,200円より。
「CS-WW/R1」シリーズは、HDD×2台を内蔵してRAID機能を搭載するモデル。2台のHDDを別々のドライブとして扱う通常モードとミラーリング(RAID 1)に対応し、アクティブコピー機能によるバックアップも可能。USB 2.0×1ポートの装備で外付け型HDDの増設にも対応する。本体サイズはW86×D204×H127mm、重量は約2.3kg。
「CS-X」シリーズは、内蔵HDD×1台でRAID機能とUSBポートを省いたエントリーモデル。本体サイズはW45×D175×H150mm、重量は約1.1kg。
以下共通で、インタフェースは10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN。対応OSは、Windows XP/Vista/7、Windows Server 2003(R2含む)、Windows Server 2008(R2含む)、Mac OS X 10.4~10.7、およびiOS4.2以降、Android2.1以降。
スマホ/タブレットから手軽にリモートアクセス
「LinkStation Cloud Edition」シリーズは、インターネットを介してスマートフォンやタブレットでリモートアクセスが可能。専用アプリ「Pogoplug」インストールすることで、NAS側に保存した動画/写真/音楽ファイルなどへのアクセスする。PCからのアクセスには、Internet Explorerなどのブラウザを使う。
NAS側に保存した動画を、各種スマートフォンで再生できる形式に自動変換する機能を搭載。HTML5のストリーミング再生技術にも対応し、HTML5に準拠したブラウザなら動画や音楽を手軽に再生できる。DLNA対応のプレーヤーでも使用でき、PlayStation 3やXbox 360での再生も可能。
そのほか、ファイルやフォルダを共有し、インターネットで公開するリンクURLをメールで通知する機能もある。共有中のファイルが変更されたときに自動で通知させることも可能。ファイルダウンロードソフト「BitTorrent」のクライアントも搭載するほか、Mac OS Xの自動バックアップ機能「TimeMachine」にも対応する。
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