ビットアイルは25日、同社の子会社であるテラスが、TECTIA社(フィンランド)の監査証跡取得ソフト「Tectia Guardian」をSaas化し、監査証跡クラウドサービス「トラックガーディアン」として販売を開始したことを発表した。

同ソフトはリモートアクセスによるアクセス履歴・操作履歴などをログデータとして蓄積。変更や改ざんを防ぐために暗号化ファイルとして保管するというもの。これにより、ログはシステム監視で要求される監査証跡データとして、システム管理上の説明責任や事故の際の原因究明に活用する事ができる。

2011年11月1日から11月30日まで、無償トライアルキャンペーンを実施

今回発表されたサービスでは、これをクラウド化することで、新たなサーバや機器を必要とせず、エージェントレスでインフラ/アプリケーション構成を維持したまま、短期間・低コストによる導入を実現した。

管理ツールはブラウザでアクセスでき、日/週/月ごとの解析レポートのほか、操作履歴を動画で閲覧することが可能となっている。

価格は、リモートアクセスするサーバ1台単位で初期費用10万円、月額3万5,000円(いずれも税抜)からとなっている。