エレコムは25日、1組のUSBマウス/USBキーボード/HDMI対応ディスプレイ/スピーカーを、2台のPCなどで共有できるPC切替器「KVM-HDHDU2」を発表した。発売は11月上旬より。価格は17,955円。
ディスプレイは最大解像度1,920×1,200ドットに対応(フルHDも表示可能)。アスペクト比4:3では最大解像度1,600×1,200ドットに対応する。HDCP機器も接続可能で、HDCPで保護されたコンテンツの受信/再生も可能。
多機能マウスやワイヤレスキーボードもサポートしており、エミュレーション機能によって切替後に共有している機器を即座に利用できる。エミュレーション機能をオフにすれば、USBハブやUSBプリンタなども使用可能。
切替えには手元スイッチが用意されているほか、キーボードでのホットキーやマウスのスクロールボタン2回押しでも切り替えられる。独自の切り替え設定もでき、スピーカーだけの単独切替えにも対応する。切替先を確認する表示ランプを装備。
ディスプレイが接続されていない側のPCを起動しても、正しい解像度で起動できる「裏起動」に対応。CapsLock/NumLock/ScrollLockは、切替前の状態が保持される。一定間隔で自動的にPCが切り替わるオートスキャンモードも搭載。
インタフェースは、PC側がHDMI×1/USB×2/ステレオミニジャック×1が2組(すべてオス型)。周辺機器側がHDMI×1/USB×2/ステレオミニジャック×1(すべてメス型)。本体サイズはW78.4×D62.4×H23.5mm、重量は約410g。対応OSはWindows XP(SP3以降)/Vista(SP1以降)/7、Mac OS X 10.3~10.6、およびPlayStation 3(システムソフトウェア3.66)。