米Motorolaは10月18日(現地時間)、Androidスマートフォン「DROID RAZR」とフィットネス用音楽プレーヤー端末「MOTOACTV」を発表した。

DROID RAZRは、00年代中頃にヒットしたMotorolaの薄型携帯シリーズのブランド名(RAZR)を備えるように、厚み7.1ミリの薄型であるのが特徴。KEVLARファイバーとCorning Gorilla Glassで十分な強度を確保しているという。また、日常生活の水に関するトラブルから内部部品を守るように撥水ナノコーティングが施されている。

ディスプレイは4.3型のSuper AMOLED(960×540)タッチスクリーン。1.2GHzデュアルコアのOMAP4430プロセッサ、1GB RAMを搭載。ストレージは内蔵16GB、さらに16GBのmicroSDカードが付属する。背面の800メガピクセルカメラは1080p動画の撮影が可能、前面にもHDカメラを備える。

OSはAndroid 2.3.5で、MotoCast(PCから音楽や写真をストリーム/転送)やSmart Actions(タスク別の電力管理ツール)などの独自アプリが用意される。米国で11月にVerizon Wirelessから発売される予定で、同社のLTE 4Gサービスをサポートする。

MOTOACTVは、ウオーキング/ジョギングのトラッキング機能を備えた小型音楽プレーヤーだ。本体サイズは46×46×9.6ミリで、重さは35グラム。1.6型のカラータッチディスプレイを搭載。ストレージは8GBまたは16GB。GPS、Wi-Fi、Bluetooth 4.0などに対応。FMラジオ機能を備える。フィットネス機能は、スピード、距離、消費カロリー、移動ルートなどを記録する。心拍数モニターを内蔵するSF700(ワイアレス)/SF500スポーツヘッドフォンを用いれば心拍数の記録も可能。Motorolaが提供するフィットネスWebポータルMOTOACTV.com、または専用アプリを備えたAndroidスマートフォンとワイアレスでデータを同期し、毎日のエクササイズを記録・管理する。価格は8GBモデルが249ドル、16GBモデルが299ドルだ。

MOTOACTV

ワイアレスヘッドフォンSF700と組み合わせれば心拍数の計測も可能