ネイバージャパンは10月18日、グループ会社のライブドアが運営する翻訳サービス「livedoor 翻訳」に、リアルタイム翻訳機能とNAVER辞書との連携機能の提供を開始したと発表した。

livedoor 翻訳は、8つの外国語(英語・韓国語・簡体字中国語・ドイツ語・フランス語・イタリア語・スペイン語・ポルトガル語)に対応したオンライン翻訳サービス。

ネイバージャパンの検索サービス「NAVER」の技術を応用したリアルタイム翻訳機能をlivedoor 翻訳に提供することで、「翻訳」ボタンを押さなくても、翻訳元のテキストを入力した段階でリアルタイムに翻訳文が表示されるようになる。

文章を入力すると、リアルタイムで翻訳される

なお、この技術は、同社の提供する無料通話・無料メール スマートフォンアプリ「LINE」の通訳機能としてすでに用いられているものだという。

また、同社の辞書サービス「NAVER辞書」とも連携し、翻訳文中の単語にマウスオーバーすると、単語の意味や単語の発音を聴くことができるようになった(英語・中国語・韓国語のみ)。

単語の意味や発音を聴くことも可能

ネイバージャパンでは、2010年5月の買収によってライブドアがNHN Japanグループに加わって以降、NAVERとlivedoorの連携を通じた両サービスの利便性向上に取り組んでいる。