ヤマハは、独・Steinberg社が開発した音楽制作ソフトの最新バージョン「Steinberg Sequel 3」を10月1日に発売すると発表した。価格はオープンプライス。

「Sequel 3」は、お気に入りのループやサウンドを並べるだけで直感的に音楽制作やパフォーマンスができるソフトウェア。マルチテイクレコーディングやAudioWarp機能にも対応し、オーディオ録音・編集機能も大幅に強化された

本製品は、シングルウィンドウで完結するというコンセプトはそのままに、同社最新の音楽制作ソフトウェア「Cubase 6」シリーズなどでも採用されている強力なメディアマネージメントツール「MediaBay」や、マルチテイクレコーディング機能をはじめとした各種機能を厳選して追加搭載した、作曲・録音・ミックス・パフォーマンスのためのオールインワンパッケージ。制作だけでなくライブパフォーマンスに便利なパフォーマンス機能も装備されており、イントロ・Aメロ・サビなどを最大24個のパッドに割り当て自由に組み替えながらライブパフォーマンスすることが可能となっている。

また、同社との共同開発による音色を多数搭載するマルチティンバー音源「HALion Sonic SE」、ビート制作に欠かせないドラム音源「Groove Agent ONE」のVSTインストゥルメント、バーチャルギターアンプ/エフェクト「VST Amp Rack」のライト版となる「VST Amp Rack SE」なども付属する。なお、内蔵プラグインだけでなく、新たに追加するVST3プラグインにもサポートされており、さらに自由度の高い音楽制作が行える。対応OSは、Windows 7、Mac OS X 10.6/10.7。