エフセキュアは20日、Facebookのニュースフィードやウォール上のスパム、フィッシングやマルウェアなど悪意あるリンクからユーザーを守るためのFacebook用アプリケーション「ShareSafe」ベータ版をリリースした。

「ShareSafe」は、Facebookのニュースフィードやウォール上でフィッシングやスパム、マルウェアなどへと導く悪意あるリンクからユーザーを守るためのFacebookアプリケーションで、投稿する前にFacebook上で「Scan」することでリンクの安全性を確認することができる。安全なリンクをユーザー間でシェアすることができ、リンクの投稿や「いいね!」の数により、ポイントを獲得できる。これらポイントを集めることにより、同社のセキュリティソフト「エフセキュア インターネット セキュリティ」や「エフセキュア オンライン バックアップ 」(日本未発売英語版)、「エフセキュア モバイル セキュリティ」(日本では「エフセキュア モバイル セキュリティ for Android」) との交換も可能になる。特典は今後拡大していく予定。

同社セキュリティ研究所セキュリティアドバイザー、ショーン・サリバン氏は今回の公開に際し、以下のようなコメントを発している。「この数年でFacebookは、劇的な成長を見せ、世界的な現象にまでなっており、友人や家族とのコミュニケーションに変革をもたらし、ソーシャルメディアにおけるコミュニケーションを促進させたと言えます。サイバー犯罪者やスパムをばら撒くオンライン詐欺師は、確実にユーザを増やしている Facebook に目をつけていても不思議ではありません。エフセキュアのShareSafeベータ版 は、楽しみながら Facebook での安全で快適なコミュニケーションをサポートする無料アプリケーションです。」

URLをSCANして安全性をチェックできる「Top Links」

安全なリンクをシェアしてポイントを獲得