日本オラクルとペイロールは9月5日、企業向け人材管理アプリケーション「e-pay BI」の提供を9月30日よりSaaSで提供を開始すると発表した。

e-pay BIは、ペイロールがオラクルのERPパッケージ「Oracle E-Business Suite R12」の人事管理アプリケーションとBI製品「Oracle Business Intelligence 11g」を用いて構築したシステムをSaas型で利用するサービス。ペイロールが提供している人事給与のフルアウトソーシングサービスの1つとして提供される。

「e-pay BI」の画面イメージ

e-pay BIの活用により、人材情報を統合して可視化し、全社的な人材のスキルや人材戦力の分布、賃金統計などを分析することが可能になる。サービスを追加すれば、人材育成や後任計画、グローバル人材管理など戦略人事領域にも業務を拡張できる。

e-pay BIは多言語、多通貨などグローバル対応のERPパッケージのため、グローバルにおける人材管理を実現したい企業のニーズにも対応可能。