ヒューマンアカデミーは、全日制専門校「総合学園ヒューマンアカデミー東京校」に、「iPad2」を300台導入したと発表した。主なカレッジの学生全員に配布され、インターネット、Eメール、スケジュール管理などで利用しているほか、同校オリジナル教材を搭載している。

学生の利用風景

同校では、教科書、ノート、辞書の要素を兼ね備えた「iPad2」を教材とすることで、効率的に授業を受けることができ、いつでも予習・復習ができる柔軟な環境づくりを実現したという。

デザインカレッジでは、デジタルポートフォリオを作成し、学生が自分を売り込むためのツールとして、スポーツカレッジ、フットサルカレッジ、スノーボードカレッジではトレーニングメニューや学生のプレーの動画を撮影し、スキルアップするためのツールとして活用しているほか、ゲーム・アニメーションカレッジではアプリ開発に利用しているという。

進路指導を担当する青木渉氏によれば、「iPad2」を導入した目的は2つあり、「集める学校」から「集まる学校」にシフトしたいというのがひとつ。もうひとつは厳しい就職活動の中で、頭ひとつ抜け出すためには「iPad2」を使ってプレゼンテーションできることが付加価値になるためだという。