富士通マーケティング(FJM)とアイネットは6月23日、中堅企業向けクラウド分野で協業することを発表。FJMは同日よりアイネットのインフラを基盤としたクラウドサービスの提供を開始した。

今回の協業によりFJMは、アイネットのデータセンターで運用されるVMwareの仮想化技術をベースとした「仮想化オール・イン・ワン サービスVAiOS」とプライベートクラウドサービス「VAiOS EASY Cloud Service」をインフラとして活用。クラウド環境移行サービスやFJMのソリューションをパッケージ化した「FJMパッケージソリューション on EASY Cloud」、オンプレミス型またはデータセンター設置型に対応した中小企業向け運用サービス「IT用心棒 for EASY Cloud」を一括して提供する。

サービスの提供価格は1IDあたり2,500円からとなっており、FJMは販売目標を今後3年間で200社としている。

なおFJMは今後、アイネットが有する他のサービスの拡販やSaaSモデルの開発を進めるとしている。

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