Level 10 GTには限定カラーも

PCケースの新製品は、ゲーマー向けに「Chaser MK-I」「Overseer RX-I」「Spacecraft VF-I」「Commander MS-I」などが順次登場する。

上位モデルのChaser MK-Iは、フロントとトップに20cmファンを搭載。電源ユニットは底に置くスタイルだが、ケースのスタンドがかなり高くなっており(35mm)、電源ユニットの吸気を容易にしている。トップにはHDDドック、サイドパネルにはヘッドフォン用ホルダーなど、細かなギミックも備えた。価格は2万円前後の予定。

「Chaser MK-I」にはこちらの水冷モデルも用意される予定だ

サイドパネルのホルダを引き出すとヘッドフォンを置くことができる

内部は今風なレイアウト。ドライブ類は全てツールフリーだ

底面はメッシュ仕様になっており、電源ユニットは下から吸気する

あの「Level 10 GT」には、別カラーバージョンとして、「Snow Edition」(ホワイト)と「NVIDIA Edition」(グリーン)が新登場。日本でも限定販売を行う予定となっており、価格は35,000円前後になる見込みだ。

「Level 10 GT」のホワイトバージョン「Snow Edition」

こちらは「NVIDIA Edition」だ。LEDもグリーンになっている

LUXA2のiPhone/iPad向けアクセサリ

次は同社の別ブランド「LUXA2」の製品である。

「H10」は、iPhone向けの自転車マウントキット。防水ケースになっており、このカバーを付けたままタッチパネルによる操作も可能だが、面白いのはDockコネクタケーブルを装着した状態のまま格納できること。長時間のサイクリングで外付けバッテリを使いたいようなときに便利だ。価格は6,000円前後の予定。

自転車のハンドルに取り付けられる防水ケース「H10」。簡単に取り外せる

Dockコネクタケーブルごと収納できるようになっている

「Tough+ Case」はiPad 2用の保護ケース。すでに「Tough Case」という製品が出ていたが、「+」はスマートカバー対応となった。特に素材にはこだわっているそうで、この製品もありがちなアクリル製ではなくて、丈夫で軽いポリカーボネートを使っているのがポイント。ラバー風の表面加工を施してあり、触り心地も良かった。価格は3,000円前後。

個人的に筆者が最も気になったのはBluetoothキーボードの「SlimBT」だ。この製品の特徴は、何と言ってもその薄さ。電池交換型ではなく、バッテリ内蔵型にしたことで、最厚部でもわずか12mmという薄さを実現。サイズもほぼiPad 2と同じなので、一緒にケースに入れて持ち運べる感じだ。

非常に薄い「SlimBT」。幅はiPad 2とほぼ一緒なので持ち運びやすい

「12mm」という数字以上に薄い印象。パームレスト側が若干厚めだ

キーピッチは実測で16mm程度。多少重めのタッチ感だったが、長文の入力にも十分使えるだろう。重さは256gと軽く、モバイル性は良好。内蔵のリチウムイオンバッテリは連続90時間の使用が可能で、充電のためのUSBケーブルも付属する。価格は60ドル前後で、7月中旬以降の発売予定だ。