ファイルメーカーは25日、FileMakerの総合イベント「FileMaker カンファレンス 2011」を11月9日・10日に開催することを発表した。同カンファレンスは今年で3回目の開催で、初の2日間開催となる。会場は東京・文京区のフォーシーズンズホテル椿山荘 東京。

「FileMaker カンファレンス」は同社製品のユーザー向けに、日本では2009年から開催されているイベント。ファイルメーカーから最新情報が提供されるほか、ユーザー同士で情報を共有する交流の場として、また開発パートナーとのマッチングの場として活用されている。昨年は登録開始から間もなく多数のセッションが満席になるなど人気が高かったため、今年は規模を拡大しての開催となった。

参加には事前登録が必要で、セッションはすべて先着順の定員制。一部、有料のテクニカルセッションもある。セッション内容やスケジュール、申し込み方法などの詳細は、今後同社のWebサイトで発表される。

昨年の模様。基調講演には今年も登場が予定されているEpring氏が登壇した。FileMaker Goの日本語インタフェースが初めて公開されたほか、FileMaker Goのさまざまなソリューションがブース出展されていた

昨年同様、米FileMaker, Inc.上席副社長でファイルメーカー株式会社社長を兼務するBill Epring氏の基調講演のほか、最新製品のテクニカルアップデートが行われる。セッションは、FileMakerソリューション導入の成功事例を紹介する「ソリューショントラック」、開発技術や手法について解説する「テクニカルトラック」などが開かれ、iPhoneやiPadのビジネス活用への関心の高まりを受け、FileMaker Goをテーマとしてセッションが重点的に盛り込まれる予定。展示エリア「ショウケース」には20社を超える企業がブース出展するので、開発パートナーを探す場としても最適だ。