オリンパスは、コンパクトデジタルカメラ「OLYMPUS XZ-1」が世界的に権威のある「レッドドット・デザイン賞」を2年連続受賞したことを発表した。本賞は過去2年以内に製品化されたデザインを対象とし、デザインの革新性、機能性、人間工学、エコロジー、耐久性など9つの基準から審査される。

「OLYMPUS XZ-1」は、コンパクトデジタルカメラとして、初めて「ZUIKO」の名を持つレンズを搭載したカメラ。「ZUIKO」レンズは、同社が1936年に発売したカメラの1号機「セミオリンパス 1型」で使用した、「ズイコー(瑞光)」というレンズにはじまり、その後、今日まで75年の間、オリンパスの高性能レンズの伝統を引き継いでいる。

XZ-1は、一眼レフのサブ機として、レンズ交換不要で高画質、型軽量なカメラが欲しいという要望に応えるため、「OLYMPUS PEN」シリーズとは異なり、ズームレンズ固定式で一眼レフの高画質に迫るコンパクトカメラとして開発された。広角4倍ズーム(35mm判換算:28-112mm)で、広角での開放F値が1.8、望遠側でも2.5と、非常に明るいレンズを搭載している。中心から周辺部まで、広角から望遠まで、優れた光学性能を持つコンパクトカメラの上級機。