パナソニックは、電動アシストサイクル「ハリヤ」(BE-ENH673)「ジェッター」(BE-ENHC344)「オフタイム」(BE-ENW073)の2011年モデルを発売した。価格は昨年モデルと同じで、ハリヤとオフタイムが12万6,000円で、ジェッターが16万5,000円。

3製品は、スポーツヤイプの電動アシストサイクル。ハリアとジェッターは軽量なアルミフレームを採用するクロスバイクタイプの車両。ハリアが26×1.5HE、ジェッターが700×32Cのタイヤを採用している。変速機はハリヤが外装7段で、ジェッターが外装8段。ハリアには、段差などのショックを吸収するフロントサスペンションも装備されている。昨年モデルからの変更点は、バッテリー容量のアップ。昨年モデルでは7Ahだったバッテリーが、2011年モデルでは8Ahに増やされており、より長距離走行が可能となった。同社の電動アシストサイクルでは、常に強いアシストを行う「パワーモード」、走行条件によってアシスト力をコントロールする「オートマチックモード」、長距離走行を可能にする「エコモード」の3種類の走行モードを備えているが、最もバッテリーを消費する、パワーモードでも、ハリアは37km、ジェッターは36kmの連続走行が可能だ。

フロントサスペンションを装備する「ハリア」

700×32Cタイヤを装備する「ジェッター」

オフタイムは、アルミフレームを採用した小径折り畳みタイプの車両。タイヤは18/20x1.75HEで、変速機は外装7段。フレームを折り畳むことで、65×38×86(cm)のサイズにまとめることが可能だ。昨年モデルからのおもな変更点は、カラーリング。オフタイムは4色のカラーバリエーションを展開しているが、従来は、フレームを1色でカラーリングしていた。2011年モデルでは、ピュアブラックを除く3タイプで、折り畳み部分を境に色が分かれるツートンの塗装を採用(ホワイト×ブラック/グリーン×ブラック/レッド×ブラック)。また、バッテリーの容量は変更されていないが、充放電を繰り返すことによる劣化を抑えたバッテリーに変更されている。連続走行距離は、23km(パワーモード時)。

小径折り畳みタイプの「オフタイム」