ソニーは8日、Sandy Bridge世代のIntel Coreを搭載、本体の素材に集光材を採用したビビッドなカラーバリエーション(5色)が特徴の、「VAIO C」シリーズ2011年春モデルを発表した。15.5型と14型のモデルがあり、14型はオーナーメードのみで展開。発売日は店頭モデルが4月9日、オーナーメードは15.5型が4月9日で14型が3月26日。店頭モデルの予想価格は160,000円前後、オーナーメードは79,800円から。

「VAIO C」シリーズ。15.5型モデル(写真左)と14型モデル(写真右)があり、14型モデルはVAIOオーナーメードのみで展開

本体の素材として採用された"集光材"の特徴は、表面から入った光が内部で乱反射しながら進み、端面から一気に放射されること。これにより、ボディのエッジ部分や"VAIO"ロゴ部分などが光って見える。店頭モデルのラインナップは5色のカラーバリエーションで、スペックは共通。

主な仕様は、ディスプレイが15.5型WXGA(1,366×768ドット)LEDバックライト液晶、CPUがIntel Core i5-2410M(2.30GHz)、チップセットがMobile Intel HM65 Express、グラフィックスがAMD Radeon HD 6470M 512MB、メモリがDDR3-1066 SO-DIMM 4GB(2GB×2)、ストレージがSATA 5400rpm HDD 500GB、光学ドライブがブルーレイ(DVDスーパーマルチ機能搭載)。OSはWindows 7 Home Premium 64bit。

キーボードにはLEDバックライトを搭載し、液晶ディスプレイの明るさも含め、照度センサーによって自動コントロールされる。

主なインタフェースは、IEEE802.11b/g/n、Gigabit Ethernet、Bluetooth 2.1+EDR、USB 3.0×1、USB 2.0×3、HDMI×1、D-Sub×1、ヘッドホン出力、マイク入力、メモリカードスロット、31万画素Webカメラ。本体サイズ/重量は約W375.1×D250.9×H31.3～39.6mm/約2.85kg。バッテリ駆動時間は付属の標準バッテリで約3.5時間、別売の(L)バッテリで約7時間。

VAIOオーナーメードでは、CPUをIntel Core i7-2620QM、グラフィックスをAMD Radeon HD 6630M 1GB、メモリを最大8GB、ストレージを最大750GB HDD、液晶ディスプレイを15.5型フルHD(1,920×1,080ドット)などへと強化でき、付属アプリケーションの追加などもできる。