CrystalDiskMark 3.0.1a

「SSD 510 250GB」の1000MB時

「SSD 510 250GB」の100MB時

「SSD 510 120GB」の1000MB時

「SSD 510 120GB」の100MB時

「X25-M G2 160GB」の1000MB時

「X25-M G2 160GB」の100MB時

「C300 64GB」の1000MB時

「C300 64GB」の100MB時

ATTO Disk Benchmark 2.46

「SSD 510 250GB」

「SSD 510 120GB」

「X25-M G2 160GB」

「C300 64GB」

HD Tune 2.55

「SSD 510 250GB」

「SSD 510 120GB」

「X25-M G2 160GB」

「C300 64GB」

まとめ

今回のテスト結果を見てみると、まずSSD 510のシーケンシャルはかなり速い。特にSSD 510の250GBモデルのリードは、CrystalDiskMarkの数値で480MB/秒近くまで到達しており、前世代のX25-M G2と比べると圧倒的だ。同じSATA 6Gbpsで高速性が売りのC300との比較では、まぁ今回は64GBモデルなのでC300が不利な条件ではあるが、こちらの以前実施したC300 256GBモデルのレビュー記事での結果を参考にしても、少なくともシーケンシャルではSSD 510が段違いの高性能だろう。

ではSSD 510に死角は無いのかと言うと、ランダムの性能がやや気になる部分となっている。例えばCrystalDiskMarkの結果では、4KテストでSSD 510はX25-M G2にも少々見劣りする。ランダムアクセスの高速性は、これまでのIntel製コンシューマSSDでは製品の特徴でもあった部分だけに、これは判断材料のひとつとして無視できないだろう。とは言え、圧倒的なシーケンシャル速度は大きなメリットだ。後はユーザー自身の判断となる。

ちなみに価格の方だが、1,000個ロット時の単価はSSD 510 120GBモデルが284ドル、SSD 510 250GBモデルが584ドル。リテールBOX製品がDIY向けに店頭販売されれば、120GBモデルが26,000円~28,000円程度、250GBモデルが56,000円~58,000円といったあたりの価格が見込まれる。120GBモデルであれば2万円台後半と、他社の競合現行製品と比べてもそれほど高くなく、Intel純正ということを考えれば価格競争力もあるように思える。