IK Multimediaは、現在放映中のiPadのCM「iPadは刺激的」編でもピックアップされているiPad用アンプ/エフェクトアプリ「AmpliTube for iPad」のバージョン2を発売した。価格は2,300円。

本製品は、ストンプ、アンプ、キャビネット、マイク・モデルを組み合わせるこ とで、リアルなギター/ベース・トーンを生み出すiPadアプリ。アプリ内課金にて、5種類の新作ストンプ・エフェクト(Compressor、Graphic EQ、Parametric EQ、Reverb、Limiter)などを提供している

最新バージョンでは、Mac/PC版「AmpliTube 3」譲りのDSP処理方式を採用し、さらに音質が向上。演奏時に録音できる1トラック・レコーダーを備え、録音後アンプ、エフェクト処理を調整可能なリアンプ方式を採用するなど、大幅に機能および仕様が強化されている。 また、8トラック・レコーダーは、各トラックでボリューム、パン、4ストンプ+アンプ・チェインのインサート、ふたつのAUX(リバーブ、ディレイ、コーラス)センドを調整可能だ。マスターには、同社「T-RackS 3」から継承したコンプレッサーと3バンド・パラメトリックEQも装備する。そのほか、録音済の8トラックを1トラックにまとめるバウンス機能もサポート。

なお、レコーディング、ミックスしたオーディオ・ファイルは、Email(AACファイル添付)、Wi-Fi経由、iTunesファイル共有での送信が行える。さらに、iPad本体iPodライブラリーから(iOS 4.2以降)バッキング・トラックをインポート可能となっている。