ワコムは、2010年10月7日から東京国際フォーラムにて開催される金融国際情報技術展(FIT2010)に、同社のサイン入力専用液晶ペンタブレット「STU-300」を端末とした、クレジットカード使用時のサイン伝票を電子化するサービスを参考出展すると発表した。

このサービスはNTTデータが提供を予定しているもので、クレジットカードの決済時に手書きサインをSTU-300上で入力し、電子伝票の付属情報としてサインを取り込むというもの。NTTデータでは、このサービスの入力装置として、STU-300の採用を検討しているとのこと。

ワコムのSTU-300は、1/4インチサイズの反射型液晶ディスプレイを備えた小型で軽量な液晶ペンタブレット

なお、FIT2010のワコムブースでは、この他にもワコムの液晶ペンタブレット製品を入力インタフェースとして活用した最新の金融業界向けソリューションの事例紹介や、展示が予定されている。