俳優・渡辺謙さんを起用したテレビCMなど、最新モデル「EOS 60D」の大々的な広告展開を行っているキヤノン。開催中の「photokina 2010」でも同機をはじめとする新作を強くアピールしていた。

キヤノン

バリアングル式液晶を採用した最新モデル「60D」

キヤノンブースでは、ミドルクラスのデジタル一眼レフカメラ「EOS 60D」が最新作として展示されている。同機では、静止画撮影だけではなく、フルHD動画撮影機能(EOS ムービー)も充実しており、ミドルクラスの強化を図りつつ、打倒ニコンを目論む。

コンパクトデジタルカメラでは、ノイズの発生が少ない高感度センサーと、高い処理能力を誇る独自の映像エンジン「DIGIC 4」を組み合わせた「HS SYSTEM」がウリ。ヨーロッパでの新作は「IXUS 1000HS」だ。

このほか、一眼レフカメラEOSシリーズ用の交換レンズとして開発中の望遠レンズ2本を参考出展している。

コンパクトデジタルカメラ「IXUS 1000HS」

ブースではモデルを使って撮影。できあがった写真をその場で披露

(田口理穂)