シグマはこのほど、デジタル一眼レフカメラのフラッグシップモデル「SIGMA SD1」の開発を発表をした。価格、発売日ともに未定。

「SIGMA SD1」

同製品は、RGB全色を3層で取り込める、新開発のAPS-CサイズフルカラーX3ダイレクトイメージセンサーを搭載し、有効画素数4,600万画素(4,800×3,200×3層)を実現。同センサーは、原理的に偽色が発生しないため、ローパスフィルターが不要となって光と色の情報を余すことなく取り込めるとのこと。

また、X3ダイレクトイメージセンサー専用の画像処理エンジン「TRUE II」を2つ搭載することで、センサーが捉えた情報を劣化させることなく高速処理し、色彩豊かな高精細かつ立体的な描写を実現するという。

そのほかの特徴として、記録媒体に高速転送が可能なUDMA対応のCFカード(TYPE I)を採用、AFセンサーに11点ツインクロスセンサー採用、ボタン類や接合部をシーリングして高い防塵・防滴性の実現、外観カバーに軽量かつ堅牢なマグネシウム合金の採用、といった特徴を持つ。

なお、「SIGMA SD1」は9月21日から独ケルンにて開催されている『photokina 2010』に出品される予定。同時に出品する新製品として、大口径望遠ズーム「SIGMA APO 120-300mm F2.8 EX DG OS HSM」、大口径中望遠マクロレンズ「APO MACRO 150mm F2.8 EX DG OS HSM」、ガイドナンバー61の大光量フルオートフラッシュ「ELECTRONIC FLASH EF-610 DG ST」、ガイドナンバー61の多機能大光量オートフラッシュ「ELECTRONIC FLASH EF-610 DG SUPER」の発売も発表された。

「SIGMA APO 120-300mm F2.8 EX DG OS HSM」

「APO MACRO 150mm F2.8 EX DG OS HSM」

「ELECTRONIC FLASH EF-610 DG ST」

「ELECTRONIC FLASH EF-610 DG SUPER」