パナソニックは21日、デジタル一眼カメラ「LUMIX Gシリーズ」で採用しているマイクロフォーサーズシステム規格に準拠した交換レンズとして、3Dレンズ「LUMIX G 12.5mm/F12」、小型・軽量パンケーキレンズ「LUMIX G 14mm/F2.5 ASPH.」、超望遠ズームレンズ「LUMIX G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6/MEGA O.I.S.」の3本を、10月8日より順次発売すると発表した。価格と発売日は下記の表を参照。

左から、「LUMIX G 14mm/F2.5 ASPH.」「LUMIX G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6/MEGA O.I.S.」「LUMIX G 12.5mm/F12」

「LUMIX G 12.5mm/F12」は、レンズマウント径内に2つの光学系を搭載し、左右のレンズでステレオ画面を構成して3D用に画像を処理するシステムを採用した3Dレンズ。連写から3D画像を生成する方式に比べて、動く被写体を二重像や形状の歪みなく3Dで撮影できるという特徴を持つ。

「LUMIX G 14mm/F2.5 ASPH.」は、広角14mm(35mm判換算28mm)で狭い室内撮影や広大な風景撮影に対応する超小型・軽量の広角・単焦点パンケーキレンズ。インナーフォーカスの採用によってAFの高速化と静音化を実現し、動画撮影時もレンズ動作音を気にすることなく撮影できるとのこと。

「LUMIX G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6/MEGA O.I.S.」は、光学式手ブレ補正を搭載した、100mmから300mm(35mm判換算200mmから600mm)の超望遠ズームレンズ。前玉群にEDレンズを使用して、望遠レンズ特有の色収差など諸収差を効果的に取り除き、ズーム全域で安定した高性能を発揮。インナーフォーカスの採用により、AFの高速化と静音化も実現。フィールドスポーツや野生動物、運動会などの幅広い撮影シーンに対応するとしている。

名称 品番 発売日 価格
LUMIX G 12.5mm/F12 H-FT012 10月29日 2万6,250円
LUMIX G 14mm/F2.5 ASPH. H-H014 10月8日 4万9,875円
LUMIX G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6/MEGA O.I.S. H-FS100300 10月29日 8万850円