ニフティは9月10日、グリーと連携して「GREE Platform」を利用しているソーシャルアプリケーションプロバイダーにパブリッククラウドサービス「ニフティクラウド」の提供を行うと発表した。

GREE Platformとは、ソーシャルネットワーキングサービス「GREE」プラットフォームとして、外部のデベロッパーがアプリケーションサービスを提供できる仕組み。今回の発表はGREEでソーシャルアプリケーションを提供するためのサービス開発基盤・提供基盤として、ニフティクラウドが活用されることを狙ったもの。

ニフティクラウドは今年1月に提供が開始され、8月末時点で400社超の企業が利用している。同サービスは、1時間単位で利用することができる従量制と月額制の2つの料金プランを提供している。

同日より、グリーのデベロッパー向けサイト「GREE Developer Center」を経由して「ニフティクラウド」に申し込んだSAPを対象に、ネットワーク転送料金が最大6ヵ月無料となるキャンペーンも実施される。申込期間は9月10日から9月30日まで。