富士通は8月31日、オランダの食品小売大手 ロイヤルフリースランド・キャンピーナ社から5年のICTアウトソーシング契約を受注したことを発表した。

今回同社が受注したのは、ICT導入やサポート、データセンターを活用したICTの運用管理、24時間サポートデスク(英語、ドイツ語、オランダ語の3ヵ国語に対応)など。これには1万4000にも及ぶメールボックスの管理やメール関連アプリケーションの配信も含まれる。

富士通は今後、約30ヵ国、8,500人のロイヤルフリースランド・キャンピーナ社従業員を対象に、ICTインフラ全般の運用管理を担う。

なお、富士通は欧州地域でのビジネスをUK&Ireland、CEMEA&I(Continental Europe, Middle East, Africa & India)、Nordicの3エリアに分割して事業展開しているが、今回の案件はCEMEA&Iが受注したとされる。