ソニーは日本科学未来館の科学監修協力のもと、「3D」をテーマとした学ぶ喜びや楽しさを体験できるサイエンスプログラム『どうして3Dに見えるのかな? - つくって、わかる。3Dワークショップ』を8月21日と22日にソニー・エクスプローラサイエンス(東京・港区)で開催した。

3Dワークショップの様子

科学教育活動「ソニー・サイエンスプログラム」の一環として開催された同ワークショップでは、各日ともに30名の小学4年~6年生が参加。3D技術の開発に携わっているソニーのエンジニア福井隆之氏による、「人がどのようにモノを見ているのか、どうして3Dに見えるのか」という原理の解説から始まった。

一部の子どもたちにステージ前で「モノの見え方」に関する実験に参加してもらうなどの体験型講義のほか、デジタルカメラで撮影した2枚の写真を3Dで見るためのサポートツール"3Dミラーゴーグル"をつくる体験を通して、人の目が3Dを認識する仕組みを楽しみながら学んだとのこと。

ソニー・サイエンスプログラムは、同社の社会貢献活動開始から50周年を記念して2009年にスタート。国内外のソニーグループ拠点などで順次開催され、いずれもソニーの社員がナビゲーターやスタッフとして運営を行っている。今夏は海外(シンガポール)でも開催され、今後も世界中に体験の場を提供していくという。